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低い枕と肩の痛み

2011.09.01

市ヶ谷・飯田橋のカイロプラクティック・整体 ナナ・カイロ・クリニック

30代女性の症例です。
慢性的な首肩の痛みに悩まされている方は、枕が合ってない事がありますね。

<お悩み>・・・
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2週間前、久しぶりにヨガのレッスンに行き、様々なストレッチをこなしたが、終了間際から右肩が痛くなってきた。首を右に回す動きと、下を向く動きで肩に鋭い痛みが走る。

数日立っても痛みが治まらないため整形外科を受診。湿布を処方され、安静との指導を受けた。

しかし、それから2週間経った今、多少痛みは引いたが、依然として首を動かすと右肩が痛み、特に起床時に強く痛むとのことで来院。

<所見・コメント>
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まず、触診を行うと、押圧での痛みはなく、熱感や発赤などの炎症反応は見られませんでした。動きにより症状が悪化するということから、筋肉の過緊張があることがわかります。

お話を細かく伺っていくと、かなり前から右肩に違和感を感じており、特に起床時に肩が痛くなる時が多いとの事です。痛めた当日は特に右肩のつっぱりが強く、レッスンに参加するのを迷ったということです。

元々体は柔らかく、ヨガでこのような事がおきたのは初めてとのことでしたので、私は睡眠環境に大きな問題があるのではないかと考えました。

実際に枕の高さをタオルで再現して頂くと、体に対してかなり低い枕を使用していることがわかりました。クッション性が高いとのことで、私がイメージしているよりさらに低い状態になる可能性もあります。

仰向けで寝ることが出来ず、左向きで寝ることが多いというお話から、現症状と原因をつなぎ合わせることができました。

A低い枕を使用した場合、横向きでの睡眠は、首を左右にもたげるような姿勢になるはずです。

頭部の重さは体重の約0.8%あるとされていますが、もし左向きに寝た場合、低い枕では頭部の重量を支えることができず、右肩や右首の筋肉群は伸張性のストレスにさらされるはずです。(要は筋肉が伸ばされ過ぎた状態です)


もちろん、睡眠中の話ですから、寝返りを打ったり腕枕をしたり、様々な動作があるでしょう。しかし、睡眠不足や疲労の度合いが強い場合、妙な姿勢で寝続けてしまうということがあるものです。これは寝違えの一つの原因でもあります。

今回の方も、仕事で徹夜が続いた事などもあり、睡眠不足もさることながら、全身の疲労が強い状態でした。

<施術・経過>
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このような場合、真っ先に右肩をごりごり揉むような事はありません。まずは、下位のアライメントや機能を診ていきます。

特に下半身の緊張やむくみは、上半身に対してのリンパや血液の供給を滞らせるため、全身性の問題になりやすいですね。

このような場合、他の部位を調整しながら、少しずつ右肩にフォーカスを合わせていきます。全身の循環を促進するだけでも7割方良くなることが多いですが、本例においては、骨格の歪みも関与していましたね。

骨格の不整列があると、ただマッサージを繰り返すだけでは中々痛みが抜けきらないので、やはり矯正が必要になります。

加えて、手技治療と共に、使用している枕に対していくつかご提案を行いました。

別に高価である必要はなく、その人の首の長さに合い、ある程度の安定感があれば良いのではないでしょうか。枕の選別については、個人の感覚を頼るのが一番です。心地よく寝れればそれがその人にとってベストなのです。(通販の誇大広告にだまされない事です 笑)

このような感じで全体的な治療とご指導を行い、首に関しては2度の施術で改善。それと、ご本人様のスポーツ活動を踏まえ、怪我の予防を兼ねて2度の調整を行いました。

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